WALL ART OROJECT

スパイラルスロープ8層目
アーティスト

若佐 慎一

若佐 慎一

1982-

https://www.shinichiwakasa.com/

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ウォールアート作品
作画中の様子
作画中の様子
作画中の様子
作画中の様子
作画中の様子
作画中の様子
作画中の様子

作画コンセプト

タイトル:この地球には、みんな其々違う人達が生きている。

日本出自の招き猫が虹色カラーで7体。そこに、招き猫が産み出す命の煌めきを表現した星と、平和の象徴としての白い鳩でメッセージを描いている。
「世の中には様々な文化的背景を持った人達がこの地球上に混在している事を知ろう」というメッセージを込め多様性という意味を表現した。
しかし、描いている最中、ウクライナとロシアが戦争状態となり、青色と水色の招き猫の意味が変わった。青色がロシア、水色がウクライナの国旗色に似ていることから、この2体の招き猫を通して、反戦の意味を伝える事にした。青と水色の招き猫の間には、ロシアとウクライナの国花である向日葵を描いている。
そして、壁画制作当時、世界情勢が大きな局面を迎えていたという記録のため、目の中には、日本語と英語とウクライナ語で平和への願いを書いている。
この絵を見た方には、広島の地で原爆が投下された事、制作当時の2022年にまだ戦争があった事実について認識して、それに対して何かの思いを巡らせて欲しいなと思う。

プロフィール

広島出身。広島市立大学大学院修士課程(日本画)修了。大学で日本の伝統画法を学び、学部卒業制作を同大学の首席に当たる「買い上げ」となる。卒業後、月刊美術主催公募展「デビュー」にて準グランプリ受賞。
日本の風土と宗教観をテーマに、漫画やゲーム、アニメの特徴とされる要素を作品内に取り込み制作する。活動は国内外問わずその場を広げ、京都伝統工芸の「長艸繡巧房」に原画提供や、NYのファッションブランド「sawa takai 」、アイドルグループでんぱ組.incの相沢梨紗が手がける「MEMUSE」とのコラボ、そして、メディアアーティスト落合陽一、デザイナー串野真也と共にファッションブランド「凄い若い」を立ち上げるなど多岐にわたる活動を見せる。近年は横浜駅直結の複合型エンターテイメント施設「アソビル」で巨大壁画を制作、設置をする。広島市立大学、円覚寺塔頭龍院庵、作品所蔵。東京を拠点に活動中。

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